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横浜の老舗駅弁メーカー崎陽軒の隠れた逸品!レトルトカレー「横濱かりぃ」を実食レビュー

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横浜の駅弁といえば崎陽軒、崎陽軣といえば焼売!というイメージが強い方も多いと思いますが、実はこの老舗駅弁メーカーがレトルトカレーも販売していることをご存知でしょうか。

今回は崎陽軒の「横濱かりぃ」を実際に購入して食べてみました。
焼売屋のイメージしかなかった崎陽軒のカレーは一体どんな味なのか?そして焼売との組み合わせは果たして合うのか?詳しくレポートしていきます!

崎陽軒ってどんな会社?焼売だけじゃない老舗の実力

崎陽軒のシウマイ弁当と横浜かりぃ

崎陽軒は横浜を代表する老舗の駅弁メーカーです。特に「シウマイ弁当」の知名度は抜群で、横浜土産の定番中の定番といえるでしょう。神奈川県を中心に東京、千葉、埼玉、静岡にも販売店を展開しており、なぜか台湾にも1店舗あるという国際的な展開も見せています。

崎陽軒の横浜かりぃと野菜シウマイ

そんな焼売のイメージが強すぎる崎陽軒ですが、実はレトルトカレーも取り扱っているんです!今回偶然店舗で発見して、興味深々で購入してみることにしました。正直、カレーだけ買うのも恥ずかしかったので、お気に入りの野菜シウマイも一緒に購入。この野菜シウマイ、普通の焼売よりも安くて、それでいて本当に美味しいんです!玉ねぎのシャキシャキ感とほんのりとした甘みが絶妙で、個人的には超おすすめの商品です。

「横濱かりぃ」のお値段は?レトルトカレー界では上級クラス

崎陽軒 横濱かりぃ

購入した「横濱かりぃ」のお値段は税込み460円。スーパーで売っている定番のボンカレーが200円弱、ちょっと高めのレトルトカレーでも350円程度ということを考えると、これはレトルトカレー界では明らかに“上級クラス”の価格設定です。崎陽軒ブランドが付いているとはいえ、この価格には正直少し驚きました。

でも、せっかく買ったからには期待したいところ!そして当然、焼売の崎陽軒が出すカレーなのですから、焼売も一緒に食べるしかありませんよね。少し量が多いかなと思いましたが、野菜シウマイの賞味期限も迫っていたので、全部いただくことにしました。

崎陽軒 11種の野菜シウマイ

調理開始!湯煎派 vs レンチン派、あなたはどっち?

カレーも焼売もレンジで温めることができますが、私は断然湯煎派!経験上、レトルトカレーは湯煎の方が美味しく仕上がると信じています。気のせいと言われても否定はできませんが、これは譲れないポイントなんです。

崎陽軒の横浜カレーを湯煎

焼売の方はレンジで温めます。蒸し器でも調理できるみたいですが、そんな立派なものは我が家にはありません…。焼売は皿に袋のまま載せてレンジに入れればOKという手軽さが嬉しいですね。

カレーは湯煎で5分。片手でカメラを持ちながらの作業だったので、盛大に水をこぼしてしまいました…。

そしてご飯は「サトウのご飯」を使用。カレー1食のために炊くのも面倒ですからね。タイミングを合わせて、ちょうど良い具合に全ての準備が整いました。

崎陽軒の横浜かりぃと野菜シウマイとサトウのご飯

いよいよ実食!意外な具材の正体と濃厚な味わい

崎陽軒の横浜かりぃと野菜シウマイの完成

ご飯にカレーをかけていると、ゴロッとした大きな塊が出てきました。最初は「お肉かな?」と思ったのですが…これは後ほど判明することになります。

完成した料理を前に、まずは香りをチェック。スパイシー系の良い香りが漂ってきて、期待が高まります。野菜シウマイも一緒に並べて、かなりボリュームがある食卓になりました。

カレーの味は本格派!想像以上の辛さにびっくり

いよいよ実食です!一口目は…ほぼマッシュルームでした。大きなマッシュルームをすくってたみたいで、口の中がほぼマッシュルームでうまってました。

横浜かりぃのマッシュルーム

二口目はカレーの味がしっかり分かるように、ルー多めですくってみます。これが…濃い!カレーの味がすごく濃厚で、結構好みの味です。そして何より驚いたのが辛さ。一般的な辛口のレトルトカレーよりも、明らかに辛いかもしれません。お子様には絶対に食べられないレベルの辛さで、大人でもちょっとびっくりするほどです。

横浜かりぃの具材のシウマイ

そして先ほどの謎の塊の正体が判明!これ、焼売だったんです。カレーの具材として焼売が入っているなんて、さすが崎陽軒ならではのアイデアですよね。

焼売とカレーの相性は意外にも抜群!

焼売をいただいてみると…これが意外にもカレーとの相性が抜群でした!肉の旨みがしっかりしていて、カレーの濃厚な味と喧嘩することなく、むしろお互いを引き立て合っているという印象。どちらも主役級の味なので、しっかりとした満足感があります。

続いて野菜シウマイもいただきます。こちらは何度も食べているので勝手知ったる味ですが、やっぱり美味しい!何も付けずにそのままでも十分美味しくて、ほんのり甘みがあって、玉ねぎのシャキシャキ感も良いアクセントになっています。シウマイ弁当に入っている普通のシウマイよりも、個人的にはこちらの方が好みです。

崎陽軒の野菜シウマイ

試しにこの野菜シウマイもカレーに入れてみると…うん、これは一緒!カレーに入っている焼売は普通の焼売なんでしょうが、カレーの味が濃いので、結果的に同じような焼売味になってしまいます。でも、これはこれでカレーの具材を倍どころじゃなく増やせるということですから、お得感はありますね!

味変で大失敗…ガラムマサラの入れすぎは危険

最近のお気に入りの「牡蠣のだし醤油」を野菜シウマイにかけてみます。美味しい焼売に美味しいだし醤油をかけるのですから、これは間違いなく美味しいはず…完璧!大満足の味でした。

調子に乗って、カレーの方にも味変代わりにガラムマサラを入れてみることに。一時期スパイスカレー作りにハマっていた影響で、だいたい最後のガラムマサラで味が決まるので美味しくなるはずだと思ったんです。このメーカーのガラムマサラは初めて使うものでしたが…

崎陽軒の横浜かりぃにガラムマサラ

うん…完全にスパイス効かせすぎました。せっかくの崎陽軒のカレーが台無しになった気がします。手前だけで止めておいて本当に良かった…。

カレーの具材と満足度について

話をカレーに戻すと、具材は焼売とマッシュルーム以外はほとんど入っていないようです。シンプルな構成といえばシンプルですが、焼売がかなりボリューミーなので、物足りなさを感じることはありません。味の濃さもその満足感に繋がっているような気がします。

460円という価格を考えると、この満足度は十分に納得できるレベルでしょう。

後日談:やっぱり崎陽軒が恋しくなって…

崎陽軒のシウマイ弁当

レトルトカレーを食べた後、なんだかもっと崎陽軒が食べたくなってしまって、後日シウマイ弁当と普通の焼売も買ってきてしまいました。定番かつ絶対的に美味しい安心感のあるお弁当です。

崎陽軒といえば、この可愛い醤油差しも有名ですよね!今回は70周年デザインでした。コレクターもいるという話も聞いたことがあります。陶器製なので、使い終わった後に捨てるのがちょっと面倒なのですが、可愛いので許してしまいます。

崎陽軒の醤油差し。70周年モデル

まとめ:崎陽軒ブランドに恥じない本格的なレトルトカレー

今回実食した崎陽軒の「横濱かりぃ」、結論としては崎陽軒ブランドに恥じない美味しいカレーでした!味も辛さもボリュームも、どれをとっても満足度は高いという評価です。

価格は460円とレトルトカレーとしては確かに高い部類に入りますが、その値段分以上の価値は感じられました。日常使いにはちょっと贅沢かもしれませんが、お土産やご褒美レトルトとしてなら十分にアリだと思います。

日持ちもするので、1個、2個ストックしておいても良いでしょう。近くに崎陽軒がないという方でも、公式サイトで通販を行っているので、ぜひ一度試してみてください!

「横濱かりぃ」のポイント
  • 価格:税込み460円(レトルトカレーとしては高級クラス)
  • 味:濃厚で本格的、想像以上に辛口
  • 具材:焼売とマッシュルームがメイン
  • 満足度:価格に見合った満足感あり
  • おすすめ度:お土産や特別な日のご褒美として◎

崎陽軒ファンの方はもちろん、ちょっと変わったレトルトカレーを試してみたい方にもおすすめできる一品です。焼売との組み合わせという意外性も楽しめるので、話のネタにもなりそうですね!

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